床にあった重い物を持とうとした時に起きたぎっくり腰
症状
来院4日前、床にあった物を屈んで持とうとした時に腰を痛めた。
翌日以降徐々に痛みが増してきて、4日目にして顔を洗えないくらい痛みが出てきた。
歩くのもやっとで会社に行ったら、同僚より鍼治療が良いのではと教えてもらい近所の当院に来院された。
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来院者
男性
50 代
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期間
2022年4月 ~ 2022年4月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
痛みの箇所は、仙腸関節付近と右の臀部であった。動きを確認すると前屈も後屈も痛みが出現する。座位から立つ時にも痛みが出ている。
痛みの発生状況と疼痛部位より肘と背中に鍼をした。すると仙腸関節部の痛みが軽減し臀部の痛みの方が強くなった。
次に腰と臀部に鍼をすると、前屈後屈の可動域が上がった。最後に膝に鍼をすると立ち上がりの痛みも軽減された。
翌日も来院されると痛みは前日の半分以下であった。同様の施術を行い、翌日ほぼ痛みもないとの連絡を受け施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
仙腸関節部、臀部の緊張が動きの制限をかけていたと思われる。的確にツボを捉えることで動きの改善、痛みの軽減に繋げられた。
担当スタッフ
岸本 英夫