NEW左脚の肉離れ後に右内転筋に痛みが出た高校球児
症状
高校生の野球部員が、2か月前に左内側広筋の肉離れし、リハビリに通院していた。 左脚をかばいながら練習を続けていたところ、反対側の右内転筋に痛みが生じた。 スタートを切る際に右内転筋に痛みがあり、肉離れした左内側広筋にも違和感が残っていた。 歩行には支障がないものの、初動時に痛みが出現するため、守備や走塁で100%の力を発揮できない状態であった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
初診時の触診では、左内側広筋に顕著な張りが認められ、右内転筋には強い圧痛があった。 左内側広筋の張りを取るために腰のツボに鍼をし、右内転筋の痛みに対しては臀部のツボに鍼をした。 初回施術後、内側広筋の緊張はほぼ消失し、内転筋の圧痛も軽減された。 翌日も甲子園に向けた練習があったため、2日連続で施術を行った。 2回目の施術でほぼ痛みが消失したため、その後は大会が終わるまで週1回のペースでメンテナンスを続けている。
使用したツボ
まとめ
本症例は、肉離れの疑いによる左内側広筋の損傷後、代償動作により右内転筋に痛みが生じたケースである。 腰と臀部のツボへの施術により、わずか2回で痛みがほぼ消失し、その後のメンテナンスで良好な状態を維持できた。 肉離れの疑いの既往がある場合、代償動作による二次的な筋肉の負担を早期に取り除くことが、競技復帰への近道となることが示唆された。
担当スタッフ




